【福祉用具専門相談員】仕事内容・資格・未経験からの始め方

目次

在宅医療や介護の現場では、「治す」だけでなく「生活を支える」ことが重要視されています。その中で注目されているのが、「福祉用具専門相談員」という仕事です。

1.福祉用具専門相談員とは

福祉用具専門相談員は、高齢者や障がいのある方が自宅で安心して生活できるように、車いすや介護ベッドなどの福祉用具を選定・提案する専門職です。単に商品を提供するのではなく、身体状況や住環境を踏まえ、最適な用具を導入し、使用方法の説明や導入後のフォローまで行います。

2.仕事内容

主な業務は以下の通りです。

・利用者や家族へのヒアリング、訪問調査
・福祉用具の選定と計画書の作成
・納品・調整・使い方の説明
・定期訪問によるモニタリング

福祉用具は「使って終わり」ではなく、生活の変化に合わせて見直しが必要です。そのため、ご利用者様と継続的に関わることがこの仕事の特徴です。

3.この仕事の魅力

福祉用具専門相談員の魅力は、“生活そのものを変える仕事”であることです。

例えば、適切な車いすを導入することで外出できるようになったり、手すりの設置で転倒リスクが減ったりと、目に見える変化を実感できます。

また、医療・介護・リハビリなど多職種と連携するため、幅広い知識と視点が身につきます。

4.大変なポイント

一方で、現場ならではの大変さもあります。

・福祉用具の搬入や設置など体力を使う場面がある
・新しい製品や制度の知識を常に学び続ける必要がある

特に「安全に使えるかどうか」は事故にも直結するため、責任の大きい仕事でもあります。

5.未経験からでも挑戦できる理由

福祉用具専門相談員は、未経験からでも目指しやすい職種のひとつです。

この仕事に必要な資格は、国家資格ではなく、約50時間の講習を受講することで取得可能です(「福祉用具専門相談員指定講習」修了者)。特別な受験資格もなく、講習を修了すれば実務に就くことができます。多くの講習は短期間(数日〜1週間程度)で修了できるため、働きながら取得することも可能です。

また、すでに医療・介護系の資格をお持ちの方は、講習が免除されるケースもあります。例えば、介護福祉士や看護師、理学療法士・作業療法士、社会福祉士などの資格を保有している場合は、そのまま福祉用具専門相談員として従事することが可能です。

このように、資格面でのハードルが比較的低いことから、営業職や接客業など異業種からのキャリアチェンジも多く見られます。

一方で、この仕事は資格取得がゴールではありません。ご利用者の生活環境や身体状況を踏まえた提案力、多職種との連携力など、実務の中で求められるスキルも多くあります。

そのため、「人の役に立ちたい」「生活を支える仕事がしたい」という想いに加え、コミュニケーション力や相手に寄り添う姿勢が重要になります。

未経験からでもスタートでき、経験を積むほどに専門性が高まっていく、それが福祉用具専門相談員という仕事の魅力の一つです。

6.求人について

福祉用具専門相談員は、「生活をデザインする専門職」です。在宅医療が広がるこれからの時代において、ますます必要とされる存在と言えるでしょう。

福祉用具専門相談員>正社員募集

一覧に戻る